モラハラ夫と離婚せずモラハラをやめさせる方法

著者(choko)自身も長くモラハラに苦しみ、夫から離婚を言い渡されるまで冷え切っていたが関係回復することに成功。その時肌で感じた夫婦関係の落とし穴について紹介しています。

離れる力、受け入れない力

相手に変わってほしいと思ったら、まずは自分が変わらなければなりません。

こういうことを言うと自分の考え方を変えようとか、

スピリチュアル的な考え方で納得しようとする方がいますが

内省的な変化は全く効果がないものと思ってください。

実際に夫にも働きかける変化とは、「行動の変化」です。

 

モラハラ夫は、絶対に妻が離れていかないという自信を持っています。

夫から見ると、妻が「離婚」という大きなデメリットと夫の要求を天秤にかけ、

少なくとも「離婚するよりは…」と納得して呑んでいるように見えているのです。

まさか、妻が自分のデメリットに目をつむって夫に寄り添うつもりだとは思っていません。

 

自分の思いを言葉や行動でごり押しすることで表現するタイプの人は、

行き過ぎるとモラハラやDVとなります。

相手の気持ちを優先し、相手の考えに沿うよう動くタイプの人は、

行き過ぎるとモラハラ(悪意)からすら相手の意思を汲もうとし、

モラハラ被害者になります。

 

モラハラをする側は相手の気持ちに目が行かなくなり、

される側は自分の気持ちに目が行かなくなっています。

 

モラハラ夫には相手の気持ちに目を向けるという回路が希薄です。

成育歴でそういったことを培う機会が少なかったか、

途中までは持っていたとしても結婚して関りが妻とのみに限定され、

妻が自分の主張を優先しない期間が長くなった場合などに起きます。

 

決して夫が異常な性格だからではなく

精神構造は皆そうなりやすく出来ており、

現在のモラハラ夫にあなたの気持ちを汲むことを求めるのは難しいのです。

 

モラハラを受け入れないことと離婚することは一組ではありません。

モラハラを受け入れずにモラハラ夫から離れましょう。

心理的距離をとっても即離婚にはなりません。離婚は全く別の問題です。

 

 

最も簡単な方法は、夫は言葉の通じない宇宙人だと思い込むことです。

彼の言葉の端々にモラハラが織り交ぜられています。

あなたは初めから自分ひとり(と子供)で暮らしていて、

たまに宇宙人が何か言いますが言葉が通じないので意図を汲むことはできません。

 

もしもモラハラ夫からお金を入れてもらえなくなったら、

夫の食費や日用品などに費用を割くのをやめると前もって言います。

相手は言葉が通じないから、自分の買いたいものを買うのに

最初から妻に渡さず(理由を伝えられず)自分の取り分としているのです。

 

物を捨てられたら、諦めます。

泥棒から物を取り返すのは難しいです。

普段から大事なものは施錠し、防犯に努めます。

 

相手の寝る場所は奪いませんが、それ以外のことは他人として扱いましょう。

 

そんなことしたら、夫は逆にモラハラを強めて

取り返しがつかなくなると思いますか?

確かに一時的にモラハラは強まります。

しかし今までのモラハラから十分予測できるものです。

 

罵倒するモラハラが終わったら

今度は罪悪感を煽るモラハラが来るかもしれません。

 

一通り夫が手札を出し切るのは、期間にして数ヵ月と思ってください。

それが終われば、あなたは楽になります。

 

 

もしあなたが一人暮らしならどう過ごしますか?

好きな料理を作って食べ、好きな本を読み、お金の使い方も自分の裁量にすればいい。

必要最低限の家事と仕事をして生活すればいいのです。

 

 

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心の支えを作っておく

関係回復を目指して行動する前に

やっておいたほうがいいことがあります。

それは、離婚への備えです。

 

「えっ、離婚しないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、

あなたがモラハラを従順に受け続けているのは

「夫がいないと生活ができない」「離婚されてしまったらどうしよう」

という恐れがあるからではないでしょうか。

 

まずはこれに対処しておくと、夫婦関係改善しようとしたときに

ブレたり不安を感じにくく、成功しやすくなります。

 

 

 

1)不受理申出をしておく

 

これは、勝手に離婚届を提出されてしまわないように

事前に申し出ておく戸籍の届出です。

自分が離婚届を持って窓口まで行かなければ受理されません。

これだけで安心感がぐんとあがるはずです。

 

<申出方法>※

申出場所:

 本籍または住所地の役所

必要物:

 不受理申出書(役所においてあります)

 自分の印鑑

 自分の身分証明書

 

申し出時は身分証明書の顔と私自身の顔をよく確認されました。

また、その後別の窓口で謄本や附票など、戸籍の関連書類を取る際にも

よく確認されましたので、役場同士でしっかり伝達されていると感じました。

 

申し出場所は本籍か住所地ですが、

わたしはパートの昼休みしか自由に出られなかったので

パートの職場近隣の窓口に事前に相談しました。

夫の監視の目が強く、難しい場合は相談してみてください。

 

 

2)財産を整えておく

 

夫にばれないようにするのが良いですが、

防災準備など角が立たない体裁で行うのも良いと思います。

 

<お金>

あなたの自由になるお金を集めておきましょう。

最悪、夫は一人でもやっていけますので

あなたの手元に多めにお金を集めておきます。

引越し費用、当面の生活費などです。

 

出来る限り、夫名義の口座は口座情報をコピーしておきます。

 

<保険>

健康保険証は子どものためにも原本を必ず携帯しましょう。

個人の保険証がない保険組合の場合、

夫には原本ではなくコピーを持ってもらうようにします。

 

自分が契約者の生命保険などの証書原本や

夫の保険証書コピーをまとめておきます。

 

 

3)モラハラの証拠

 

日記が有効です。

気持ちを書くのではなく、状況や時間帯、

それぞれの取った行動などを客観的に書いておきましょう。

診断書、会話の録音などもあればおいておきます。

細心の注意で保管してください。

信頼できる人に預けるのも手です。

 

 

4)避難場所を確保しておく(自室を作る)

 

あなたは夫への不安感や恐れを抑えて

冷静に対処しなくてはいけません。

一時的に心を立て直す場が必要です。

 

あなた自身の部屋があればベストですが、

なければ作ってしまうのが手っ取り早いです。

 

スペース的に難しい場合は、外に行くのもひとつの手です。

ファミレスやカフェ、カラオケ、コンビニなど比較的営業時間が長く、

トラブルが起こったときにすぐ行ける場所が妥当です。

 

比較的安価で泊まれるホテルなどもいくつかピックアップしておきましょう。

 

 

5)頼れる人を作っておく

 

モラハラを受けていると、気付いたら自由になるお金もなく

友達とも疎遠になっていることが多いと思います。

精神的に辛いときに疎遠の友達に事情を話すのは辛いと思いますが

話せそうな人には話しておきましょう。

 

ただし、夫と共通の友人知人は避けます。

 

間を取り持とうとしたり、あなたの味方として夫に怒鳴り込んだり

ということが往々にして起きるので、

あなたがゆくゆく不利にならない為にも

種は植えないようにしましょう。

 

 

6)事前予測をしておく

 

さて、最後に、これは出来る範囲でかまいませんが、

もしも夫がモラハラを強めた場合、何をしてくるだろうかと

思いをめぐらせてみてください。

 

そして、夫がここまでするようなら、ホテルに避難して一泊など

これ以上は耐えないという限界を自分の中に置き、

必ずそれを遵守するようにしましょう。

 

あなたがストレスを感じすぎないことが一番の離婚予防です。

 

 

 

ここまでやりきったあなたは、夫の見ていないところで

自分のために行動する強さを身につけました。

 

モラハラ関係を抜け出すには

あなたが夫の居ないところで、あなた一人の考えで動けるようになることが

必要なのです。

 

 

 

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モラハラ夫に悪意はあるのか

女性からすると悪意がなければ出来ないことばかりをしていると思いますが

モラハラ夫たちは妻の悲痛な思いよりずっと事態を軽く見ています。

衝動に流されての行動なので、悪意もさほど強くはありません。

 

判断が難しいですが、恐らく最初は心から

”あなたのため”と思ってやっていたのではないかと思います。

あなたの反応が悪く、自分が軽んじられているように感じ、

徐々に自己防衛へ目的がすり替わってしまって、

結果モラハラに転じてしまっています。

 

実際に離婚を言い渡された夫たちは

夫婦関係を終わらせたくないと思いながら、

同時に「自分の何が悪かったのか全くわからない」と怒りや困惑を感じています。

 

夫は手段的に妻を動かそうとし、妻の心理的ダメージに全く気付きません。

モラハラエスカレートしても本人が気付かないのは、

表面的な形や結果だけ見ているからです。

 

こんな状況を見て、「男性は女性に共感できない生き物なのだなぁ」と

切に感じます。

 

 

 

周囲の親戚、友人には同じような考えの人が多いため

相談しても自分の誤りに気付くどころか、さらに考えを強めて帰ってきます。

そして、イメージ通りの正しい夫や父(雷親父や亭主関白など)

演じることに夢中になります。それが自分自身の自信回復によい、

しいては妻との関係を回復するのによいと感じています

型にはまればうまく行くと信じているからです。

 

思い通りにならないあなたは夫としての自分を脅かし、

父としての自分を脅かす存在になってしまいました。

夫は対外的に強い劣等感や不安感を持っているので

「あなたに威厳を示せない」と足元が崩れ落ちるほどに怖いのです。

 

 

 

回復してからの夫に「何故わたしを排除しようとしていたの?」と聞くと

「そんなこと思ったことなかった」といわれ非常に驚きました。

他にも何人か、同じくモラハラから回復したご主人へ伺うと、

「そこまで重くとらえるとは思わなかった」と口々に言います。

「出て行かれるなんて思いもよらなかった」という人もいました。

 

 

 

男性は生まれてからこのかた上下関係の中で生きてきています。

今も変わらず会社で同様の立ち回りをし、

上下関係の型にはまることによって生まれる利点を享受しています。

帰宅してすぐあなたの気持ちを切り替えることができません。

 

とにかく手段的にあなたを型にはめようとしながら

夫や父としてうまくやれているか自分を監督しています。

もちろん、初めて「夫」をやっているので不安です。

 

 

 

あなたから見ると、夫のイメージする「うまく行く夫婦像」は見えていません。

見えているのは手段(モラハラ)だけです。

 

あなたが機嫌を取ると、夫は評価されたと感じてこう思います。

「今日もうまくやれた」「明日からももっと(モラハラ的行動を)頑張ろう。」

 

はや夫にあなたの存在は見えなくなっており、

結婚したから、一緒に居るから、妻が従っているから、

今の方法のままで間違いないと思っています。

 

もしも妻が癇癪を起こしても、

自分が少し働きかけさえすれば間違いに気付いて戻ってくると信じています。

 

ここまでくると怒りがわいてくる程ですが、

夫は至極真面目です。

妻もどうしたらいいか解らないでしょう。

 

 

 

 

簡単に言うと、「今までやっていたことをやめる」のが正解です。

 

とはいっても、本当に全く何もしないと夫は爆発し、

強い衝動にまかせて今までやったことのある

(妻に間違いに気付かせた・

自棄になってやったが壊れなかった)方法を使って

色々なことをやらせようとします。

このときの夫は場合によって強い破壊衝動に突き動かされます。

矢面に立つ妻は、慎重にならなければなりません。

事前に客観的なカウンセリングは必須です。

 

今まで通り黙ってモラハラを受け続けていてもいずれエスカレートします。

夫がモラハラ的思考から抜けた先に、

やっとあなたらしい夫婦関係のスタートラインがあります。

やるなら、一度で決めるつもりで気合を入れてやりましょう。

 

 

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おすすめ書籍

今まで参考にした書籍の中で特におすすめしたいものを

リストアップしました。

 

 

モラハラDVとが混在していますが、

わたしは根源は同じと解釈しています。

あなたの夫がどちらであっても、夫への理解の助けになると思います。

 

特におすすめ度★5の必読本は必ず読んでおいてください。

 

 

<夫のモラハラDVへの理解>

■キレる私をやめたい

おすすめ度 ★★★★★〔必読〕

 

モラハラであれDVであれ、加害者目線の本はほとんどありません。

専門書の多くは支援者向けです。

そんな中、実際に衝動を抑えられずキレてしまう女性が

主人公として描かれたとても読みやすい漫画です。

回復までの軌跡についても触れられています。

 

DVはなおる

おすすめ度 ★★★★★〔必読〕

 

行政で受けられる支援内容や、民間運営のシェルターについて

また、加害者更正支援のためのグループワーク(ピアセラピー)など

色々な選択肢に触れられる書籍です。

ワークには、DVの方もモラハラの方も混ざって参加されています。

実際に回復した人々の声もあり、充実した内容だと思います。

 

DVはなおる2

おすすめ度 ★★★★★〔必読〕

 

関係回復した夫婦の始まりから今まで、より詳しく書かれたものです。

孤立する妻たちに、うちだけではないと安心感を与えてくれます。

 

■毒になる親

おすすめ度 ★★★☆☆

 

モラハラDVに至る加害者の多くは

生育上で何らかのトラウマを持っていることが多く、

トラウマを解決するには一度掘り返す必要があります。

但し、内容は非常に重いため、相手に問いかけるときは慎重にしてください。

 

愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で人は変われる

おすすめ度  ★★★★☆

 

愛着障害について詳しく書かれた本です。

受け入れ側の気持ちの持ち方や、相手の変化を事前に知ることができます。

親→妻として読みましょう。

 

 

是非参考にしてください。

尚この記事はおすすめ書籍が見つかるたびに追加する予定です。

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私のせいと思わなくていい

モラハラ被害者がモラハラの原因なのかという問題について

色々な書籍などで取り上げられています。

 

モラハラ被害者がモラハラを受け入れてしまうからこそ

モラハラ関係が成立するのではないか?ということですが、

これについては正直なところ、「一因にはなっている」と言わざるを得ません。

 

事実、モラハラに遭った事のある人が

また次の結婚相手とモラハラ関係を作ることは良くあることです。

ここでモラハラについて色々な方にお伝えするようになってから

関わった方々の中にも、離婚再婚を何度も繰り返し、

それぞれの結婚相手にモラハラを受けて苦しんだ方は多くいらっしゃり、

やはりこういった事から見ても被害者が誘引剤を持っていることは確かです。

 

ただし、モラハラを受ける立場から抜け出そうと思うなら、

「自分はモラハラの歯車なのではないか」という考えは

早々に捨ててしまったほうが良いです。

 

何故なら、「連帯責任」のような考えがモラハラを生みやすいからです。

 

 

 

 

 

イメージしてみてください。

 

 

自分ができなければ相手も被害を被る。

相手ができないことは自分ができる限りフォローするべき。

こういったことを考えていると以下のようなことが起きます。

 

 

「相手のためにやるつもりだった予定が間に合わず、

先にやっておいた自分のことだけが出来ている。

この状況を相手はどう思うだろう…。」

 

あなたにはすでに相手に対する罪悪感が発生しています。

その上、相手に伝えたときに強く責められてしまった場合、

ひどく傷ついてしまいます。

 

 

相手のためではなく自分のためにやる場合はどうでしょう。

 

「自分のためにやるつもりだった予定が、たまたま都合がつかなかった。

でも他に優先することがあったから仕方ない。」と思うのではないでしょうか。

そこにストレスはありません。

 

この違いはとても大きく、

”相手のため”は関係悪化につながりやすいのです。

 

 

 

今度は逆を見てみましょう。

 

 

相手が”あなたのためを思って”やり方まで調べて指定し、

「これをやるべきだ」と言ったとします。

 

あなたも以前からそれをやった方がいいと思っていましたが、

相手の指定したやり方を試しても出来ませんでした。

「相手は自分のために時間を割いて調べてくれたけど、

自分の能力に合わなかった。申し訳ない。」と思うでしょう。

 

自分の能力に自信がなくなり、

さらに相手の反応が悪ければ自尊心はひどく傷つきます。

 

自分で「これをやろう。この方法を試そうかな。」と思って

やったことであれば、出来なくても他の方法を探せば良いですが、

相手に指示された場合チャンスは1回です。

何故なら、その指示は相手にとって最良だからです。

 

 

さて、夫婦関係などの近しい関係において

日常的にこういったことを繰り返すことは諍いを断続的に起こし、

気付くと「この人と一緒にいるとイライラしてばかりだ。」

「この人と一緒にいると自信がなくなっていく。」となってしまいます。

 

このように、連帯責任感の中で”相手のために”する行動は

お互いにストレスを感じさせ、破滅へと向かわせます。

 

 

自分のことは自分でできる大人として、

夫のことも自分のことも扱うことが大事です。

 

 

 

あなたがすべきことは、

モラハラの歯車になってしまったことをなんとかするために

自らの歯車の形を変えたり、違う部品になるのではなく

その仕組みから飛び出してしまうことです。

 

あなたは夫から離れてしまうことに不安を感じるかも知れませんが、

不思議なことに夫はあなたにつられて一緒に飛び出してきます。

例え頑固で意見の通じない、モラハラ夫だったとしても。

後から残るのは、二人が組み込まれていた大掛かりな仕組みだけ。

 

それは以前、夫自身だと思い込んでいたものですが、

飛び出してみれば夫もあなたと同じ歯車だったことが解るのです。

 

 

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夫が変わったのは何故か

夫と仲良くいたいのに、夫がモラハラ化して

どうしたらいいか困ってしまっている。

キツい言葉で追い詰められ、

理不尽に辛い思いをしている人はとても多いです。

 

モラハラは「自己愛性人格障害」といいますが、

まさしく「自己愛」のために動いています。

ですが、この性質は多くの男性が持つものであり、特別なものではありません。

これについて女性は、夫と関係を作っていくに当たって

ある程度受け入れるしかありません。

理解して、正しく対処する必要があります。

 

では、夫がどんなときにモラハラ化しやすいのかというと

それは夫があなたを思い通りに出来ないとき」、

そして「夫が夫自身を思い通りにできないとき」です。

 

「相手に求めたことをやってもらえない=自分への評価の低さ」と

とらえやすいため、あなたが何もしていなくても

夫は強い不安と恐怖に取りつかれたようになり、

衝動的に突き放したり、傷つけたり、強く命令したり、

場合によっては暴れたりします。

 

また、自分への評価を上げたいがために

自分が良いと思うことを押し付けてあなたの評価を求め、

(あなたの反応に落胆し)不安になって同様の衝動を起こすこともあります。

 

これは数年内に目に見えてエスカレートし、

最終的に妻が耐えられなくなってしまったり

憎みあって修復不可能な状態になってしまう場合が多いです。

 

こうなる前にきちんと対処できれば、

夫との泥沼な関係を抜け出し、あなたが息をつけるような

良い夫婦関係を作れるでしょう。

 

 

 

モラハラ関係のほとんどが、夫が強い不安や恐れによって

夫が衝動的になってしまうことが原因です。

夫自身はその瞬間理性が働かなくなっています。

その不安は生まれてから今までのトラウマに起因することが多いのですが、

夫はそのトラウマをきれいさっぱり忘れています。

そして、目の前のあなたが問題だと思って衝動的に動いてしまうのです。

 

表面的な言葉や態度に翻弄される妻のほとんどは

夫の悲しみ、不安、焦り、恐れなどが

怒りや威圧的な態度、理詰めの責め口調に変換されていることに気付きません。

 

夫の内面の問題はいずれ夫自身が自ら対処することですので

あなたはそれには関わることはできません。

敢えて関わると反発が来ますので、やめておきましょう。

 

 

 

あなたが夫にモラハラ対処を始めると、夫は最初ひどく不安を感じ、

いつものような衝動的な動きを見せますが

あなたはここで夫からのアプローチがどんな変化をたどるのか

客観的に見つめましょう。

 

「夫のモラハラ=不安や恐れの裏返し」の本当の意味を体感できるはずです。

 

この過程は「客観的視点を得ること」「夫からの被害を避けること」

「妻の心身の回復」の三つが目的ですが、同時に夫にも変化が訪れます。

「夫自身の不安からの(一時的)開放」「モラハラをしない日常への回帰」です。

 

結婚生活のある時点からずっと続いていたものがなくなり、

本来の夫自身を取り戻します。

身体習慣が身につくといわれる3ヶ月を一次目標として

「本来の夫自身を取り戻した生活」に慣れさせましょう。

 

この間、まるであなたの方がモラハラを仕掛けているような気分になったり

夫の浮気や離婚を心配して不安になるかもしれませんが、

勇気を持ってやり切りましょう。

コツは、強い意志と、夫の決定的な不安(離婚など)には

端的に否定してあげることです。

 

夫があなたに攻撃したり同情をさそったりしている間はまだ

夫は不安から抜け出せていません。

それを超えた先がやっとスタート地点です。

 

3ヶ月たった頃あなたは息のつける安心した生活を手に入れるでしょう。

 

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愛情を失くしきる前に

夫に愛情が残っているかどうかは、関係修復にあたり重要です。

夫の方に夫婦を続ける意思が残っていたとしても

妻が冷め切ってしまっていれば結局手放してしまうからです。

 

半年以上の別居の末、私が離婚を夫に持ちかけた時

夫は戻ってきてほしいとは言えず「仕方ない自業自得だ」と言って

離婚を受け入れようとしました。

そんな夫に私は驚きを隠せませんでした。

 

「当たり前だ、お前なんか

今まで離婚せずにいてもらえただけ感謝しろ!」とでも言って、

お金のことで渋ることはあっても、別れを惜しむとは思いもしなかったのです。

 

 

 

実は、多くのモラハラ夫たちは離婚したくないと言います。

怒って過去最高に暴れたり、抵抗して猛烈に嫌がります。

とにかく何とかしたくて一生懸命やるのです。

それを専門家は「被支配者を手放したくないだけ」と言いますが、

私は彼らが本当に離婚したくないと思っていると考えています。

 

多くのモラハラ夫を見てきましたが、本当に傷ついた顔で

「離婚するくらいなら、こんなことしなかった」といいます。

彼らは、嫌だということを本気で相手に伝えるには、

モラハラしか方法を知らないのです。

 

 

 

ちなみに私は、夫が離婚したくないと思っていると聞いて

妙に冷静になりました。

 

「うーん、でもあの問題が解決しないと同じ事になる」

「あの言葉に傷ついたから耐えられないかもしれない」

「もう一回あの苦しみを味わうのは嫌だ!!」

 

そして、この気持ちを夫にぶつけても

きっと受け入れてもらうなんてことは絶望的に感じました。

私が頑張って耐えるのはもう無理です。

 

 

 

もし離婚しない選択をしようとするなら、

夫にそれらを受け入れてもらえるよう説得する作業が必要です。

その辺の話しをするとうちの場合、

「そりゃー今まで通りだましだましやるしか」(訳:俺は変わらない)

という回答だったので

「あなたは怒ったり暴れたりすごく大変だったと思うし、

あんなにエネルギー使わないといけないなら別れた方が良いよ」と

言いました。

夫は鳩が豆鉄砲食らったような顔をしていました。

 

 

 

結局、夫が離婚を受け入れなかったので

関係修復を目指すことになったのですが、

まだまだ夫を怖いと思っている状態で話し合いをするのは

非常に体力気力共に削られました。

 

正直、まだ夫に少しでも気持ちが残っていたから出来た作業です。

愛情が薄れる時もありました。そんな時は修復作業も休みました。

 

1年以上かかって不安も恐怖もないところまできましたが、

今度は自分の今までやられてきたことへの虚しさや強い怒りに

とても苦労しました。

 

 

 

愛情やトラウマからの回復はかなり大変です。

夫との関係回復とは別で個人的にやるしかなく

順序としても後回しになりがちなので、

夫がモラハラ衝動から開放されてすっきりしつつあるのに

自分はまだまだ苦しく孤独です。

 

夫に辛い気持ちをぶつけたくなったとしても、

まだ夫側に受け入れる余裕がない段階であることが多く

折角修復した夫婦関係を壊してしまう可能性もあります。

 

 

 

 

愛情がより多く、トラウマがより小さい今なら、

この作業をやりきることができます。

もしあなたがモラハラで困っているなら、

すぐにでも行動を始めるべきです。

 

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