モラハラ夫と離婚せずモラハラをやめさせる方法

著者(choko)自身も長くモラハラに苦しみ、夫から離婚を言い渡されるまで冷え切っていたが関係回復することに成功。その時肌で感じた夫婦関係の落とし穴について紹介しています。

私のせいと思わなくていい

モラハラ被害者がモラハラの原因なのかという問題について

色々な書籍などで取り上げられています。

 

モラハラ被害者がモラハラを受け入れてしまうからこそ

モラハラ関係が成立するのではないか?ということですが、

これについては正直なところ、「一因にはなっている」と言わざるを得ません。

 

事実、モラハラに遭った事のある人が

また次の結婚相手とモラハラ関係を作ることは良くあることです。

ここでモラハラについて色々な方にお伝えするようになってから

関わった方々の中にも、離婚再婚を何度も繰り返し、

それぞれの結婚相手にモラハラを受けて苦しんだ方は多くいらっしゃり、

やはりこういった事から見ても被害者が誘引剤を持っていることは確かです。

 

ただし、モラハラを受ける立場から抜け出そうと思うなら、

「自分はモラハラの歯車なのではないか」という考えは

早々に捨ててしまったほうが良いです。

 

何故なら、「連帯責任」のような考えがモラハラを生みやすいからです。

 

 

 

 

 

イメージしてみてください。

 

 

自分ができなければ相手も被害を被る。

相手ができないことは自分ができる限りフォローするべき。

こういったことを考えていると以下のようなことが起きます。

 

 

「相手のためにやるつもりだった予定が間に合わず、

先にやっておいた自分のことだけが出来ている。

この状況を相手はどう思うだろう…。」

 

あなたにはすでに相手に対する罪悪感が発生しています。

その上、相手に伝えたときに強く責められてしまった場合、

ひどく傷ついてしまいます。

 

 

相手のためではなく自分のためにやる場合はどうでしょう。

 

「自分のためにやるつもりだった予定が、たまたま都合がつかなかった。

でも他に優先することがあったから仕方ない。」と思うのではないでしょうか。

そこにストレスはありません。

 

この違いはとても大きく、

”相手のため”は関係悪化につながりやすいのです。

 

 

 

今度は逆を見てみましょう。

 

 

相手が”あなたのためを思って”やり方まで調べて指定し、

「これをやるべきだ」と言ったとします。

 

あなたも以前からそれをやった方がいいと思っていましたが、

相手の指定したやり方を試しても出来ませんでした。

「相手は自分のために時間を割いて調べてくれたけど、

自分の能力に合わなかった。申し訳ない。」と思うでしょう。

 

自分の能力に自信がなくなり、

さらに相手の反応が悪ければ自尊心はひどく傷つきます。

 

自分で「これをやろう。この方法を試そうかな。」と思って

やったことであれば、出来なくても他の方法を探せば良いですが、

相手に指示された場合チャンスは1回です。

何故なら、その指示は相手にとって最良だからです。

 

 

さて、夫婦関係などの近しい関係において

日常的にこういったことを繰り返すことは諍いを断続的に起こし、

気付くと「この人と一緒にいるとイライラしてばかりだ。」

「この人と一緒にいると自信がなくなっていく。」となってしまいます。

 

このように、連帯責任感の中で”相手のために”する行動は

お互いにストレスを感じさせ、破滅へと向かわせます。

 

 

自分のことは自分でできる大人として、

夫のことも自分のことも扱うことが大事です。

 

 

 

あなたがすべきことは、

モラハラの歯車になってしまったことをなんとかするために

自らの歯車の形を変えたり、違う部品になるのではなく

その仕組みから飛び出してしまうことです。

 

あなたは夫から離れてしまうことに不安を感じるかも知れませんが、

不思議なことに夫はあなたにつられて一緒に飛び出してきます。

例え頑固で意見の通じない、モラハラ夫だったとしても。

後から残るのは、二人が組み込まれていた大掛かりな仕組みだけ。

 

それは以前、夫自身だと思い込んでいたものですが、

飛び出してみれば夫もあなたと同じ歯車だったことが解るのです。

 

 

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