モラハラ夫と離婚せずモラハラをやめさせる方法

著者(choko)自身も長くモラハラに苦しみ、夫から離婚を言い渡されるまで冷え切っていたが関係回復することに成功。その時肌で感じた夫婦関係の落とし穴について紹介しています。

モラハラ夫に悪意はあるのか

女性からすると悪意がなければ出来ないことばかりをしていると思いますが

モラハラ夫たちは妻の悲痛な思いよりずっと事態を軽く見ています。

衝動に流されての行動なので、悪意もさほど強くはありません。

 

判断が難しいですが、恐らく最初は心から

”あなたのため”と思ってやっていたのではないかと思います。

あなたの反応が悪く、自分が軽んじられているように感じ、

徐々に自己防衛へ目的がすり替わってしまって、

結果モラハラに転じてしまっています。

 

実際に離婚を言い渡された夫たちは

夫婦関係を終わらせたくないと思いながら、

同時に「自分の何が悪かったのか全くわからない」と怒りや困惑を感じています。

 

夫は手段的に妻を動かそうとし、妻の心理的ダメージに全く気付きません。

モラハラエスカレートしても本人が気付かないのは、

表面的な形や結果だけ見ているからです。

 

こんな状況を見て、「男性は女性に共感できない生き物なのだなぁ」と

切に感じます。

 

 

 

周囲の親戚、友人には同じような考えの人が多いため

相談しても自分の誤りに気付くどころか、さらに考えを強めて帰ってきます。

そして、イメージ通りの正しい夫や父(雷親父や亭主関白など)

演じることに夢中になります。それが自分自身の自信回復によい、

しいては妻との関係を回復するのによいと感じています

型にはまればうまく行くと信じているからです。

 

思い通りにならないあなたは夫としての自分を脅かし、

父としての自分を脅かす存在になってしまいました。

夫は対外的に強い劣等感や不安感を持っているので

「あなたに威厳を示せない」と足元が崩れ落ちるほどに怖いのです。

 

 

 

回復してからの夫に「何故わたしを排除しようとしていたの?」と聞くと

「そんなこと思ったことなかった」といわれ非常に驚きました。

他にも何人か、同じくモラハラから回復したご主人へ伺うと、

「そこまで重くとらえるとは思わなかった」と口々に言います。

「出て行かれるなんて思いもよらなかった」という人もいました。

 

 

 

男性は生まれてからこのかた上下関係の中で生きてきています。

今も変わらず会社で同様の立ち回りをし、

上下関係の型にはまることによって生まれる利点を享受しています。

帰宅してすぐあなたの気持ちを切り替えることができません。

 

とにかく手段的にあなたを型にはめようとしながら

夫や父としてうまくやれているか自分を監督しています。

もちろん、初めて「夫」をやっているので不安です。

 

 

 

あなたから見ると、夫のイメージする「うまく行く夫婦像」は見えていません。

見えているのは手段(モラハラ)だけです。

 

あなたが機嫌を取ると、夫は評価されたと感じてこう思います。

「今日もうまくやれた」「明日からももっと(モラハラ的行動を)頑張ろう。」

 

はや夫にあなたの存在は見えなくなっており、

結婚したから、一緒に居るから、妻が従っているから、

今の方法のままで間違いないと思っています。

 

もしも妻が癇癪を起こしても、

自分が少し働きかけさえすれば間違いに気付いて戻ってくると信じています。

 

ここまでくると怒りがわいてくる程ですが、

夫は至極真面目です。

妻もどうしたらいいか解らないでしょう。

 

 

 

 

簡単に言うと、「今までやっていたことをやめる」のが正解です。

 

とはいっても、本当に全く何もしないと夫は爆発し、

強い衝動にまかせて今までやったことのある

(妻に間違いに気付かせた・

自棄になってやったが壊れなかった)方法を使って

色々なことをやらせようとします。

このときの夫は場合によって強い破壊衝動に突き動かされます。

矢面に立つ妻は、慎重にならなければなりません。

事前に客観的なカウンセリングは必須です。

 

今まで通り黙ってモラハラを受け続けていてもいずれエスカレートします。

夫がモラハラ的思考から抜けた先に、

やっとあなたらしい夫婦関係のスタートラインがあります。

やるなら、一度で決めるつもりで気合を入れてやりましょう。

 

 

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